咲く春が楽しみな、実家に植え続ける夫のソメイヨシノ

今日、大阪の花屋さんが寒桜を買いに来てくれました。夫の世話のおかげです。寒桜は父が植えたもので薄ピンクの控えめな花です。夫は実家の畑が荒れないように7年前から毎年桜の木苗を10本ずつ植えてくれています。初めはソメイヨシノばかりでしたが、いきなり鹿に新芽を食べられ、ほとんど枯れてしまったのです。近所の人が鹿の仕業だと教えてくれたのです。それから、鹿対策が始まりました。ネットを周りに巡らせたり、トタンで見えないように囲いをしたりしました。でも鹿は飛び越えて入って新芽を食べるのです。古木は背が高いからか食べないのに、毎年買う桜の新芽をねらうのです。夫はもうやめるかと思いましたが、怒りながらも木苗を買うのです。「鹿になんか負けてられるか」
と言いながら。7年前というのは息子が結婚した記念樹として植えたのです。7年で本当は70本あるはずなのに数えてみると18本しか育っていませんでした。でも18本は育ったのですから夫の根性もなかなかのものです。「跡継ぎもいないのに」、と言うと「鹿でも猪でも喜ぶかもな」と植えることを楽しんでいます。今年は竹を割って円錐のように桜の周りを囲いました。それは今のところ枯れていないようです。夏に里帰りした娘が夫について入った時言っていました。「お父さん、生き生きしていた。別人のようだった。」と。今までソメイヨシノばかりでしたが、「枝垂れ桜」「関山」「河津桜」など種類が増えています。実家の畑に様々な桜が咲くのを見られるかどうかわかりませんが、見られることを夢見て二人で世話をしています。

咲く春が楽しみな、実家に植え続ける夫のソメイヨシノ